Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

損をすればいいのでは

金銭的な話で済むのであれば、多少の損くらいすればいいのではと思っている。 それ以上に思ってることはない。だからこの一言でこの記事は終わってもいい。とはいえこのままだと Twitter でツイートすれば済む話になってしまうのでもう少し書く。 もう少し詳…

大木優紀さんの転職を勝手に嬉しく思っている

この間、大木優紀さんという元テレビ朝日のアナウンサーの名前を見かけた。それも、僕がいま働いているテクノロジー系のスタートアップという世界で。 この記事ではなかったかもしれないけど、最初に知った時に本当にびっくりした。あの全国ネットのテレビ局…

フィクションだから伝えられることもある

最近やっと、フィクションだから伝えられることもあるなということが分かってきた。 嘘から出た真なんて言葉があるけど、そういうことではなく。 例えば、僕が「女性ももっと政治参加するべきだ」と思っているとする*1。しかし、女性ももっと政治参加するべ…

最近よく聞く曲

最近よく聞いている曲をリストアップする。なんでよく聞いているのかよくわからない。気に入っているからかもしれない。 まずは優里のドライフラワー。 youtu.be なにか追加で説明する必要もないと思うけど。少し前によく流れていた曲。 別になんの感情の変…

布団の中から蜂起せよ: アナーカ・フェミニズムのための断章 | 高島 鈴

素晴らしい。本当に素晴らしい本に出会えた。間違いなく 2022 年の一番の読書である。 人生の 10 冊を選ばなければならないなら、僕はこの本をきっと入れるだろう。 アナーカ・フェミニストの高島鈴さんのエッセイ集、『布団の中から蜂起せよ』を読んだ。 布…

キリの悪いところまで読む

よく変なところで読むのをやめる。 第 1 章を読み終えて、第 2 章を 1 ページめくったなんのキリのよくないところで読むのをやめたりする。なんかそうしたほうが実は脳が思い出そうとするかた読むのを再開しやすい、みたいな理屈を聞いたことがある。本当か…

講談社学術文庫の棚差しがあんなに面白いとは知らなかった

昨日*1、本屋に立ち寄った。 なんとなく、講談社学術文庫の本が並んでいる棚の前に立った。なぜそうしたのかというと、『唯識の思想』という本をめくろうかなと思ったからだ(買いはしなかった。本の問題ではなく、僕のお財布事情で*2)。 唯識の思想 (講談…

読書の管理を Notion でやっている

この 1 ヶ月でも何度か触れているように、最近本をよく読んでいる。今月は既に 2 冊読んでいるし、あと最低 2 冊は読み終わっている計算だ。計画通りにいけば。 読みたい本は山ほどあるし、それは知りたいことが山ほどあることを意味する。やるべきことがた…

ルッキズムと権力

読んでいる途中なのだけど、『権力に翻弄されないための 48 の法則』を読んでいる。 権力に翻弄されないための48の法則 上作者:ロバート・グリーンパンローリング株式会社Amazon 権力に翻弄されないための48の法則 下 (フェニックスシリーズ)作者:ロバート・…

愛している、この世界を

なんだかんだ、この世界のことが大好きだなと思っている。 いろんな側面がある。資本主義自由市場経済という切り取り方もあるし、アジャイルムーブメントという側面もあるし、Web2からWeb3へのパラダイムシフトという見方もある。いろんな考えがあって、いろ…

あたしが古くなっていく

椎名林檎がギブスという曲でこんな歌詞を書いている。 あなたはすぐに写真を撮りたがる あたしは何時も其れを厭がるの だって写真になっちゃえば あたしが古くなるじゃない 何を言っているんだろうなと昔は思っていたけど、最近たまに自分が古くなる瞬間を感…

つくりたいものしかつくれない、いいたいことしかいわない

お題とかリクエストとかいうのが苦手だ。受けようと思ったことがない。 まず、人に頼まれたものを書ける気がしない。技術記事でも、この日記でも、滅多に書かないけど小説でも。あんまり誰かから依頼されたものを書くという意識にならない。依頼されたことも…

1日に使える創造力には限度がある

何かを創るのには相応のエネルギーが必要で、1日にできることは限界がある。 というのをとても強く感じている。 さっきまで別の文書を書いていた。えいやって書いた。1,500 文字くらい。そんなに長くない。 他にもいろいろと書いた。Slack の投稿、GitHub の…

お金の使い方

1/どうか葵ちゃんの命を救うためにご協力お願いします。長文スレッドになります。--■海外での小児の心臓移植手術 円安が直撃し費用高騰 寄付募るhttps://t.co/bCBia3Oz3w■海外からのご支援はこちらhttps://t.co/RieAdOjYRb■あおちゃんを救う会公式HPhttps://…

生き様を感じる文書

たまに文書を読んで、恋をすることがある。 ......なんつー書き出しだ。自分でもそう思っている。でも変えない。 恋という表現が適切だとは自分でも思っていない。だけど、それ以外に自分の感情に近い日本語が思い浮かばない。かなり強い、激しい感情である…

生き残った音楽

コワーキングスペースに最近行く。 そのときに、オルゴールでいろんな曲が流れている。昔流行った曲だったり、宇多田ヒカルだったり、Official髭男dismだったり。元の曲と曲調が違いこともあって判別しづらいけど、だいたいわかる。だいたいわかるくらい有名…

通信制限でも全く困らない

先月、通信制限にかかった。 通信制限に 5 年くらい前にひっかかったときはすごい腹が立ったのを覚えている。なんで腹を立てていたのかよく覚えていない。 いつしか、通信制限にかかることもなくなった。特にコロナ禍で 2 年くらい、僕は月 2GB も使わなかっ…

SNSに友だちはいらない

これは僕の Twitter の話だ。だからあくまでも個人的な経験談でしかない。 だけどもしかすると、キミの Instagram の話かもしれないし、あなたの Facebook の話かもしれない。もしかすると、過去のキミの話かもしれないし、未来のあなたの話かもしれない。僕…

突然、毎日更新を始めた

お気づきの人もいるかもしれないが、唐突に毎日更新を始めた。毎日朝 8:30 に更新している。 始めた理由はない。 始まったきっかけは、なんかの拍子に未公開の記事が 2 本仕上がったことだった。僕は(これまた理由はないのだが)1日に2回ブログを更新するの…

論理的に考えて、非合理な意思決定をして、感覚的に生きる

ミクロ経済学の前提で人は同じものを買うなら安くしたいと考えるみたいな話がある。しかし、現実には同じ場所で同じものが違う値段で売っていることはないから、場所が近いからという理由であえて高く買うことはままある。Amazon だと翌日以降に来るのでいま…

1940年体制(増補版) | 野口 悠紀雄

1940年体制(増補版)作者:野口 悠紀雄東洋経済新報社Amazon この本は 1995 年に出版されたものであり、増補版の出版は 2010 年(リーマンショック後)である。日本の戦後経済、つまり朝鮮戦争特需、高度経済成長、オイルショックからバブル期に至るまで…

Kindle Paperwhite は本を読むための画面サイズ

Kindle Paperwhite を今年の初めに買った。結構使っている。 Kindle Paperwhite (8GB) 6.8インチディスプレイ 色調調節ライト搭載 広告なしAmazonAmazon 家にいるときは紙の本を読んでいることが多い。なぜならば、家にいるからである。重い本だろうが読むの…

自由を引き受けようという気持ちにやっとなってきた

30 年くらい生きてきて、やっと自由に向き合うことができるようになってきた。気がする。 大学生になったとき、"自由"を楽しんでいた。大学というのは高校までと違い自由な場所であるというイメージがあったし、これこそが自由なのだと僕も思っていた。しか…

最近聴いているポッドキャスト

最近聴いているポッドキャストの話をする。前提として、1 ヶ月くらいで急に聞かなくなったり逆にめちゃくちゃ聞き込んだりと変化が激しいので、あくまで投稿日時点で聴いていることしか保証できない。 テック系ポッドキャスト fukahori.fm furoshiki fm エン…

早く本を読むためには、たくさん本を読めばいい

自分が読んだ本を思い出してみると、案外たくさん読んでいるなと思う。 そういえばかつて持っている本の冊数を数えてみたことがあった。何冊あったのかもう覚えていないが、200 冊はあったと記憶している。 だいぶ売ったので今も 200 冊はないと思うけど、た…

自分のグロテスクさと向き合いたくない

人間とは多面的だなと思う。自分だけを見ていてもそう思う。 もちろん、綺麗な部分だけでない。しかし、わざわざ見せないので人は「こういうキャラ」になっている。このブログも綺麗なことばかり書いている。敢えてそう演出している自覚がある。 なるべく自…

数学史の面白さ発信したい欲

今更ながら COTEN ラジオを聴いている。 coten.co.jp これの数学史版が作れたらめちゃくちゃ面白そうだなと思っている。 数学史を語るのは結構難しい。例えばフェルマーの最終定理を語ろうとするとどうしてもフェルマーが余白が狭すぎるとかどうとか書いてた…

自分しか自分に厳しくできない

厳しく教えるのが難しい時代、自分で自分のことを教育しないといけない時代に入ってきた。自分は小、中、高となかなかそうは思えなかった。自分には厳しい先生がいた。今を生きているみんなには、それが大切なことと覚えておいていってほしい 言わずと知れた…

ソーシャルメディアと国家権力の違いってなんだ

各種ソーシャルメディアや YouTube など、米国の "プラットフォーム" と呼ばれている場では陰謀論などのコンテンツは強制的に削除され、日の目を見ることはない。 www.bbc.com ワクチンを代表とする医療情報に関する disinformation*1 なども検閲の対象だ。 …

イデオロギーが人を殺す

20 歳のときに連合赤軍の映画を見た*1。 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]坂井真紀Amazon 当時は意味がわからなかった。なぜ彼らは夢や理想を語りながら、総括という言葉のもと自分の仲間を拷問し、果ては虐殺したのか。 意味がわからないなりに当時…