Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

コラム

自覚のないイデオロギーの対立が一番怖い

tamuramble.theletter.jp この記事を読んだ。 圧縮して書くと、OpenAIの先日の騒動はイデオロギーの対立から生じているのではという指摘である。まぁ、詳しくは元記事を読んで。 イデオロギーの対立 EAとe/accの対立はかなり影響範囲の広い思想的な対立だと…

性別でマイノリティになる感覚

少し前に、男女の比率が 2:8 くらいだった会に参加した。 事前に予測できたし、別になんということはないはずだった。だけど、僕は最初から最後までずっと落ち着かなかった。 男女比以外にも落ち着かない理由はあった。だけど、その細かいことより、明らかに…

SNSに友だちはいらない

これは僕の Twitter の話だ。だからあくまでも個人的な経験談でしかない。 だけどもしかすると、キミの Instagram の話かもしれないし、あなたの Facebook の話かもしれない。もしかすると、過去のキミの話かもしれないし、未来のあなたの話かもしれない。僕…

自分しか自分に厳しくできない

厳しく教えるのが難しい時代、自分で自分のことを教育しないといけない時代に入ってきた。自分は小、中、高となかなかそうは思えなかった。自分には厳しい先生がいた。今を生きているみんなには、それが大切なことと覚えておいていってほしい 言わずと知れた…

大事なことほど論理的に説明できない

大事なことは論理的に説明できないのでは、と思っている。 自分が「あ、これ大事だわ」と思った時に、なぜそれが大事だと思うのかを突き詰めて考えることがたまにある。仕事だとたいてい論理的に説明ができる。しかし人生とか、自分の行動とかを振り返ると毎…

頑張らない

頑張らないようにしている。 頑張ったらなんとかなるのだとしても、頑張らないほうがいい。頑張らないとどうにもできないことにはどうせ持続性がないし、そこには非道徳、非倫理的な行いの温床になる。だから頑張らない環境、頑張らせない仕組みが重要だ。 …

アベノミクスが変えた10年を振り返る

第 2 次安倍政権は 7 年と 8 ヵ月続いた。振り返ってみると、僕は 20 代のほとんどを安倍政権下の日本で過ごしたことになる。 19 歳 の終わりから 27 歳 ちょっとまでの間、僕が大学生として、会社員として過ごしてきたこの長い長い時間を、安定政権に支えて…

やること管理のはなし

無限にあるやることをひとつひとつ終えていくために何をしているのかという話。

プログラミングで仕事をし始めて感じたギャップ

プログラミングを学ぶのが流行っているらしい。とはいえ、たぶん流行っているのは僕みたいなしがない開発者のおかげではなくて、プログラミングスクールの経営者のブログとかTwitterとか、自分では観測できないような世界で流行っているのだろう。 動機や経…

FSFがリポジトリホスティングサイトを公開しようとしている話

最近英語のニュース(主としてIT、ソフトウェア、プログラミング関係)に触れることが多いので、人々は興味なさそうだけど僕は興味がある、というニュースがちらほらある。今日はそんな話をする。 FSF、Forgeサイトを2020年内に開設へ mag.osdn.jp www.phoro…

最近みているメディア、情報源

最近自分がなんのメディアを見ているのかを軽く書き出しておく。特に理由はない。 ツール 先に情報源をどこに集約しているのか、ということを書く。最近は情報源というと SNS (Twitter, Facebook, Instagram, LinkedIn etc...) が多いのだろうけど、僕は最近…

日本型雇用への妬み嫉み

日本独特の雇用制度というとおそらく多くの人が 終身雇用 年功序列型賃金 と言うと思う。ただ、個人的にはもうひとつ挙げたい。それがメンバーシップ型雇用だ。 先に結論を書くと、僕はメンバーシップ型雇用が嫌いだ。なぜ嫌いなのかと言うことをあとで書き…

多様性という理想と現実の自分

まえおき ブログで話題にするのを避けるべきことに、炎上しやすいテーマというのがあると思っている。そして自分の視野の範囲で炎上しやすい話題といえば、性差であったり、マイノリティへの発言だったりする。 今日はそんな話を書こうと思った。既に気が重…

新しいものに関する情報を得る方法

このブログではたまに「情報」について語っている。具体的には、自分が知らないことを知りたいときはお金を払って情報を手に入れるべきだ、とか書いたことがあると思う。 「情報」の扱いについてはなんとなく自分が普段から考えていて、意識せずとも実践して…

労働は諸悪の根源だが働きすぎてしまう

自分は労働者であり、労働は嫌いである。しかし災害時にもかかわらずわたしは出勤をし、通常時間より少し長い勤務*1をし、退勤をした*2。通勤、退勤時に特に交通機関の乱れなどもなかったので結果として「少し風の強い雨の降った日」に勤務していただけだが…

8月も折り返し、Twitterは転換期

UserStreamの終わりに Twitter の UserStream が終わる話、正直なことを言うと言及しないつもりだったのだけど、書いておくことにした。といっても別にいい話もエモい話もない。UserStream にこれといった思い出も思い入れもない。なのでさっき日付が変わる…

休日ってなんだっけ。とりあえず本を読むか。

この休日は洗濯をしたあとはとりあえず本を買いに行った。そしたら大量に本を買ってしまった。ストレスによる衝動買いってこういうやつなのかなと思った(たぶん違う)。ちなみにだいたい2万円くらい使った*1。 しばらく本を読んでいなかった(読んでもあまり頭…

ひよっこなプロ意識

今日はライブに行ってきた。プロの演奏を聞くのは本当にエキサイティングで気分がいい。雨の中行った甲斐があった。 ということでなんかエモい記事が書きたくなったけど書けるかはわからない。とりあえずやってみるが、たぶん失敗すると思う。

もしも女性として生まれていたら...

まえおき もし、女性として生まれていたら、自分は今の職業についただろうか。あるいは、同じ高校、大学に進学していただろうか。同じ専門分野を選んでいただろうか。そんなことを考えていた。 残念ながら、僕は同じ親、同じ家庭環境、同じ小中学校に通った…

幸福の相対評価

わかりあうこと 色んな人間がいる. わかりあえること, わかりあえないことがある. 何から何までわかりあうことなんて出来やしない, だから, 歩み寄っていかなければならない. という綺麗事を書くのは容易いけど, 現実にはひどく難しい. 僕も他人を受け入れて…

古本チェーンで働いていた話

古本屋時代 2年ほど古本屋で働いていたことがある。地元のそこまで大きくないチェーンの古本屋だ。有り体に言えばその地方にだけ存在するブックオフみたいなもので、まあまあ儲かっていた、のだと思う。 僕が働いていたのは、民主党政権が事実上機能しなくな…

服装自由で働きたい

服装について 服装自由な会社で働きたい、服装自由な生活をしていたい。常日頃、そう意識するでもなくそう思っている。 人は見た目が9割かもしれないし、ときにはそういうわけにはいかないこともある。ただ、仕事中*1や、プライベートな時間では服装自由であ…

だからなんだって思うだろうけど

仕事で地方に行くことがある。その際にほぼ必ずと言って感じるのは、「喋るのが遅い」ということだ。僕は別に喋るのが早い方ではない*1のだけど、その僕が他の人のことを遅いと思うのだから、やはり遅いのだと思う。いま京都暮らしだが、誰かと話していて喋…

僕の仕事、あなたの仕事

あまり認めたくないが、最近仕事熱心である。具体的には言わないが。一方で確実に減少しているものもある。やる気である。果たして僕の仕事はなんなのか、最近より一層よくわからなくなってきている。最近は Jenkins とよく戯れている。開発環境を整えようと…

ルールの存在意義

最近ブラウザ開いてはてなブログのエディタに直接書き始め、特に見直しもせずに投稿するようにしている。僕はこのブログに質のいいものを残したいわけでもないし、その時に思いついた散文を思うままに書き散らして、あとで二度と読み返さないくらいがちょう…

異性関係

今日もあまり体調が芳しくなかった。でも昼飯にガーリックハンバーグを食べていたので嘘かもしれない。いや、ガーリックハンバーグ食べたから明日からは元気でいられるかもしれない。思えば最近慢性的に食欲がない。吉野家の牛丼並を食べきるのに一苦労する…

人にものを教えることについて

人にものを教えたいと思ったことがない。理由は2つ、責任が重大なのでなるべくならそのような役目は避けて通りたいということと、本来ならばたとえ職場の人間であろうが親であろうが、相手に合わせてものごとを正しく教えるという技術は安売りしていいもので…

ステータス

年収やら車やら色々を気にする人がいる。 確かに収入は多い方がいいかもしれないし、いい車のほうがいいかもしれない。ただ僕は興味がない。 このブログには何度か書いている気がするが、僕はなるべく「自分の価値観」を信じ、そして「自分の価値観」を疑っ…

普段ブログを書く時は脳内で突然書き出しが自動再生され、その再生された文章をなんとなく記事の形にして作っている。だけど今日はタイトルしか決まっていない状態でこれを書き始めている。

当たり前なこと

今から当たり前のことを書く1。線形代数は大事だ。 さて、線形代数は大事だという主張に対して異議を主張する人はおそらくほとんどいないだろう。線形代数は純粋数学に限らず、応用数学の代表格であるところの統計学、物理学、経済学、コンピューターの内部…