読書
読んだ本をざっとリストアップする。順番は読み終えた順。 冊数で75冊。読了日が今年というだけで昨年から読んでいた本もあるし、上下巻などシリーズものも各巻で1冊と数えている。 読んだといっているけど、実は大して読んでないものもある。 独ソ戦 絶滅戦…
この記事は積読アドベントカレンダーの4日目の記事です。僕はルネ・ジラールの本について書きます。 adventar.org 積読 欲望の現象学 世の初めから隠されていること 欲望の現象学〈新装版〉 (叢書・ウニベルシタス)作者:ルネ・ジラール法政大学出版局Amazon …
昔から読者をバカにしている本が嫌いだ。言い方よ。 大学生の頃とかはとがっていたので、ですます調で書いてあるだけで「読者をバカにしている」と思っていたけど、さすがにそこまでではなくなった。とはいえ、今でもこの本は読者をバカにしていると思った瞬…
このところ、自分について考えるとはなんなんだろうかと思っている。 なんでそんなことを考えたのかというと、『人を選ぶ技術』と『女性部下や後輩を持つ人のための1on1の教科書』を読んで、どっちも自分を知ることが大事であるとさらっと書いてある。 前者…
2023年4月に読んだ本 歴史・人文 ローマ人の物語 (3) 勝者の混迷 | 塩野 七生 ローマ人の物語 (2) ハンニバル戦記 | 塩野 七生 ローマ人の物語 (1) ローマは一日にして成らず | 塩野 七生 アリストテレスの哲学 (岩波新書 新赤版 1966) | 中畑 正志 The Gand…
『資本論』を学び始めた。 資本論 1 第1巻 第1分冊 (国民文庫 25)作者:カール・マルクス大月書店Amazon とりあえず全3巻(文庫だと9冊分)をいつか読み終えようと思っている。いつまでかかるのかわからない。普通に途中で挫折したり飽きたりするかもしれない…
日中戦争全史(笠原十九司・高文研)を読んだ。 日中戦争全史 上巻作者:笠原 十九司高文研Amazon 日中戦争全史 下巻作者:笠原 十九司高文研Amazon 多くの日本人は、中国大陸には宣戦布告もせずに百万の軍隊を送り込み、長期にわたる無差別戦略爆撃、国際法違…
『独ソ戦』という本を読んだ。 独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書)作者:大木 毅岩波書店Amazon 最近、戦争について話題にしていることが多い。あんまり戦争について知らないであれやこれや言うのもあれなので、知ろうと思って勉強している。 僕は昔から、ヒト…
素晴らしい。本当に素晴らしい本に出会えた。間違いなく 2022 年の一番の読書である。 人生の 10 冊を選ばなければならないなら、僕はこの本をきっと入れるだろう。 アナーカ・フェミニストの高島鈴さんのエッセイ集、『布団の中から蜂起せよ』を読んだ。 布…
昨日*1、本屋に立ち寄った。 なんとなく、講談社学術文庫の本が並んでいる棚の前に立った。なぜそうしたのかというと、『唯識の思想』という本をめくろうかなと思ったからだ(買いはしなかった。本の問題ではなく、僕のお財布事情で*2)。 唯識の思想 (講談…
読んでいる途中なのだけど、『権力に翻弄されないための 48 の法則』を読んでいる。 権力に翻弄されないための48の法則 上作者:ロバート・グリーンパンローリング株式会社Amazon 権力に翻弄されないための48の法則 下 (フェニックスシリーズ)作者:ロバート・…
1940年体制(増補版)作者:野口 悠紀雄東洋経済新報社Amazon この本は 1995 年に出版されたものであり、増補版の出版は 2010 年(リーマンショック後)である。日本の戦後経済、つまり朝鮮戦争特需、高度経済成長、オイルショックからバブル期に至るまで…
自分が読んだ本を思い出してみると、案外たくさん読んでいるなと思う。 そういえばかつて持っている本の冊数を数えてみたことがあった。何冊あったのかもう覚えていないが、200 冊はあったと記憶している。 だいぶ売ったので今も 200 冊はないと思うけど、た…
数学がどこに在るのか、という問いをよく考えていた時期がある。自分でも忘れかけていたが、大学時代に考えていたことのひとつだ。 よく宇宙人*1でも数学は理解できるはずだ、とか言われる。僕はこの主張には同意できなかった。なぜなら、僕がやっている数学…
まさか Instagram を見るのが自分の中で習慣化するなんて思ってなくてびっくりした。
一度は読んだはずなんだけど、内容が一切思い出せない小説というのがそこそこある。一度は見たはずなのに全く内容が思い出せない映画があるようなもので、それは決して珍しいことではない。 僕にとってそういうもののひとつに『ハーモニー』がある。 ハーモ…
それが例えば誰かの望みだとして。 それが例えば誰かの願いだとして。 それが叶ったんだとして。 兄の嫁と暮らしています。という漫画の8巻を読んだ。 兄の嫁と暮らしています。(8) (ヤングガンガンコミックス)作者:くずしろ 発売日: 2020/08/25メディア: コ…
『Engineers in VOYAGE ― 事業をエンジニアリングする技術者たち』を読んだ。 公式情報は、下記の直販サイトを読んでいただくとして。自分は雑に感想を書こうと思う。 Engineers in VOYAGE ― 事業をエンジニアリングする技術者たち(紙書籍+電子書籍)www.l…
『君だけが光』を読んだ。 君だけが光作者: シギサワカヤ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2018/07/31メディア: コミックこの商品を含むブログを見る 世界は不思議に満ちている。例えば、自分の顔を自分でみることはできない。自分の身体の不調を、病気を自分…
この休日は洗濯をしたあとはとりあえず本を買いに行った。そしたら大量に本を買ってしまった。ストレスによる衝動買いってこういうやつなのかなと思った(たぶん違う)。ちなみにだいたい2万円くらい使った*1。 しばらく本を読んでいなかった(読んでもあまり頭…
東京にきてだいたい一ヶ月くらい経った。ここのところ引っ越しや荷物整理、従事するプロジェクトの変更など色々と忙しく、最近は真面目に文章を書く時間も気力もなかったので更新が滞ってしまった。 引っ越しはなんとか終わり、この一週間で大量に出たゴミを…
最近、小難しいことばかり書いていたので、軽い話でもしようとおもう。 銃皇無尽のファフニール15 アンリミテッド・シャイン (講談社ラノベ文庫)作者: ツカサ,梱枝りこ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/11/02メディア: 文庫この商品を含むブログを見る …
相変わらず何の意味もないタイトル。久しぶりに本を読んだので本について書こうと思う。 ボクたちはみんな大人になれなかった ボクたちはみんな大人になれなかった作者: 燃え殻出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/06/30メディア: 単行本この商品を含むブロ…
物語が始まった当初から応援し続け結末を迎えられるのは、読者も結構幸せなことだと思う。僕にとってそんな漫画であるところの、「きょうは会社休みます。」が終わったので少し記事を書くことにする。きょうは会社休みます。 13 (マーガレットコミックス)作…
なんか大それたことを書くようなタイトルだが、そんなつもりは毛頭ない。 最近、Grothendieckの著作、『収穫と蒔いた種と 数学者の孤独な冒険』を買って読んでいる。といっても、まだプロムナードさえ読み終わっていない。 Grothendieck自身が、本書のことを…
たまには読書の話でも。せっかく本を読んだのだし。 ビートたけしのコラムを読んでみた。 テレビじゃ言えない (小学館新書)作者: ビートたけし出版社/メーカー: 小学館発売日: 2017/02/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 別に好きという…
どうも、515ひかるです。 今回試しにはてなブログProに登録してみました。今回は一ヶ月だけのお試し登録です。 登録してみた理由は、広告やキーワードリンクなどの読者負担を減らそうかと思ったからです。それが嫌ならばはてなのサービス使わなければいいと…
最近めっきり勉強する機会が減った。多少はしょうがないんじゃないかなと思いつつ、初めたばかりの仕事と慣れない一人暮らしを両立させ健康にストレス少なめに生きるためにはもう少し時間がかかりそうで、勉強する時間を減らして睡眠時間とかに充てるように…
真面目にタイトルを考えろよな。 最近読書の記事が増えているのは、漫然と読書をしているからというだけで他意はない。 今日は最近散歩して入った本屋でプッシュされていた本の話をしよう。あの本屋、品揃え悪いくせに店長の趣味なのかやたらSFのPOPが充実し…
とりあえずまず落ち着こうか。 僕は今から、『女王の百年密室』というタイトルのSFかつミステリィ*1の少し不思議な世界から戻ってきたばかりだ。だから僕は一旦落ち着いて考えないといけないし、これからこの記事を書くにあたり頭を冷やして冷静な目で世界を…