Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

生き残った音楽

コワーキングスペースに最近行く。

そのときに、オルゴールでいろんな曲が流れている。昔流行った曲だったり、宇多田ヒカルだったり、Official髭男dismだったり。元の曲と曲調が違いこともあって判別しづらいけど、だいたいわかる。だいたいわかるくらい有名な曲ばかり流れている。

そこで気づいたのだけど、このオルゴールの BGM には 5 年以内くらいの新しめの曲から 2000 年代くらいの曲までいろいろバリエーションがある。しかし、どれも別に懐かしいとも古いとも思わず聞いていた。

このところ音楽の新しい、古いはなんだかもうあまり気にしなくなっている。この間カラオケに行ったのだけど、僕は 2020 年以降の曲を歌っていたが、他の人は 2000 年前後とか、0 年代の曲のほうがたぶん多かった。

20年前とかいう昔だったら懐かしい曲であったはずのものだ。2000年に1980年の曲を聞いたら間違いなく古く感じただろう。さっと調べたら、1980年のヒット曲はクリスタルキングの大都会とか、海援隊の贈る言葉とか、松田聖子の青い珊瑚礁とからしい。古いなって感じがする。

20 年前に音楽が現代化したんだなんてアホな主張をするつもりはない。だいたい僕が生きている間の曲だからめちゃくちゃバイアスかかっているだろうし、サザンの栞のテーマとか何年前の曲か知らないけどいい曲だなと思うし。

だから、年代を問わず 2022 年まで生き残った曲が、いまも BGM として違和感なく使われているのだと思う。最近のアーティストにカバーされていたり。

とはいえ、やっぱり最近の曲にはそれはそれで特徴があるし、昔の曲とは違う。昔のポップスに比べて明らかに音楽は複雑だなと思う*1。声も高い。結構前にヤバTが「流行りのバンドのボーカルの男みんな声高い」って言ってネタにしていたことがあったけど、今もその傾向変わらないのではないか。

流行りのバンドのボーカルの男みんな声高い

流行りのバンドのボーカルの男みんな声高い

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そんなこんなで、最近全然音楽についていけていない。どうすればいいんですかね。ていうか、何を聞けばいいんですかね。

日本語ポッドキャストよりも音楽のほうが供給過多だと思うんだけど、音楽のほうが何を聞けばいいか本当にわからない。ポッドキャストにはなんかそれなりに出会う機会があるけど、音楽には誰かや特定の曲にフォーカスして出会う機会がないなぁと感じている 2022 年。

*1:90 年代の Mr.Children とか聞くとコード進行どうこうより、音の数が少ないなという強烈な違和感がある。