徐々に復活
徐々に生活習慣を取り戻しつつある。
二人暮らしを始めて、いろいろと適応できていなかったのだがいまはベッドで横になっている人の隣でこの記事を書けるくらいには距離感を掴める(?)ようになってきた。
ということで徐々に色々な習慣を復活させつつある。
もちろん変わる部分もあるだろうが、ひとり暮らしのときにやっていた良いことは復活させたい。運動するとかね。
岩波新書の日本近現代史シリーズが面白い
岩波新書の日本近現代史シリーズが面白すぎる。
シリーズものを読み始めるのはエネルギーが必要だが、昨年は「ローマ人の物語」を15冊読めた。今年も調子に乗って日本の近現代史シリーズになった。10冊。うち8冊を読み終えている。
今のところ、ダントツで面白かったのが『占領と改革』。7冊目。日本の敗戦から占領期、55年体制が始まるまでの過程の本だ。
まず日本の「敗戦の仕方」への言及に始まり、GHQと日本政府の関係性や力が及んだところ、及ばなかったところの丁寧な比較と解説。なんとなくこうだったと思い込んでいる占領期から全く違う姿が浮かび上がってくる1冊だった。
5冊目の『満州事変から日中戦争へ』や、6冊目の『アジア・太平洋戦争』も非常に面白かった。素晴らしいシリーズだ。
しかし、ここ2ヶ月くらいずっと日本の歴史の本ばかり読んでいたので若干飽きてきた。次はアメリカ人が書いた本とか読もうかなと思っている。
トランプ大統領当選確実
国際ニュースにクビを突っ込むのはどうかなぁと思いつつ。まぁ触れないわけにもいかないかと思った。
実は以前にもトランプに触れた記事を書いたんだけど、その時にはトランプが勝つかもねーくらいの感じだった。バイデン大統領が出馬を断念したときに「こりゃトランプ勝ったな」と呟いたけど、それも本気の予想というわけでもなかった。
だが蓋を開けてみればヒラリー・クリントンよりも負けているやんけ!くらいの感じである。
僕は現実的な政治的利害とは別に、米国から独裁者が誕生する可能性を見てトランプ大統領の関連ニュースを見ていた。
ただまぁ、どうせ独裁者が将来誕生する危険性より現在の政治的・経済的な利害のほうが優先されることはわかっていた。その理想が響かなかったのは当然のことだろう。
なんなら、もしかするとアメリカの将来としては独裁者が誕生したほうがいいのかもしれない。ローマが共和制から皇帝制に移行したように。
知らんけど。
映画 Civil War
ということを考えながら、映画Civil Warを見てきた。
テキサスとカリフォルニアが組むなんて荒唐無稽な設定だなと思うが、まぁそれは置いといて映像作品としては面白かった。
特に最後の戦闘シーンがよかった。
それ以外特に言うことはない。
あんまり昨今の国際情勢とかアメリカの国内事情を踏まえてこの映画を語ってもなーと思う。そういう視点は大事だと思うんだが、やはり戦争を描くからには戦闘シーンですべてを描くしかないと思っている*1。
あの戦闘シーンを見て、あるいは逆に内戦中に不気味なほど平和な街中を見て、なにを思うかだけがこの映画が上映されている理由だと思う。
*1:僕は映画を創ったことはない。素人のたわごとである。