今まで Netflix とか Amazon Prime Video とか配信サービスのコンテンツをほとんど見れていなかった。すごく気が向いた時に一気見する、みたいなことをしていたのだけど純粋に疲れるし、連続ドラマとかが全く消化できない。興味ないものは別に見なくてもいいのだけど、興味があるものも忙しいとかそこまで見たいわけでもないとか、色々言い訳をして見れていなかった。それはさすがに機会損失かな、と思い始めて見ようと努力をし始めた。
ざっと施策を考えて実行した結果、このところは海外ドラマを見たり、映画やドキュメンタリーを見たり、配信ライブのアーカイブを見たりできている。この記事では集中して映像コンテンツを楽しむためにやっていることを簡単に紹介する。
休日に見る
平日は仕事で忙しいのでそこでエネルギーを使い果たしてしまうので、映像コンテンツを楽しむリソースがない。ということで休日にしか見ない。平日は見ないという意思決定をあらかじめしておくことで、無意味に Netflix とかを起動してザッピングする時間をとることもない。
ちなみに平日は Podcast とか Apple Music のラジオとか聞いている。こちらは常時集中する必要がないのでそこまでリソースを食わないからだ。逆に休日はこれらのコンテンツはあまり消費しない。
見るモノと見る時間を前日までに決める
何をいつ見るのかは前もって決めておく。そして Google カレンダーにこの時間帯に見ると予定を貼り付けておく。疑似的に映画館のこの回で見る、時間までにシアター(自宅だけど)に行かないといけない、という感覚を作っておく。
映画館では集中してみられるので、そもそも自宅を映画館に見立ててしまうのが手っ取り早いのではないかと思ったのと、最近休日にやりたいことが多すぎてこうでもしないと映像コンテンツを見ることはおざなりになる。
1 日に 1 本しか見ない
ドラマなら 1 話、映画なら 1 本で終わりにする。深追いをしない。続きが気になっても見ない。
まず 1 本みただけで疲れる。僕の場合 2 時間ちょっとが限界だ。それ以上見ても吸収できないので見ない。それに、前述のように休日には他にやりたいこともいっぱいある。だから映像コンテンツに時間をとられすぎないようにする。ほとんどの場合、どうせ来週もみられるのだから焦る必要はない。
携帯のおやすみモードをオンにする
見ている間の話。通知とかで気が散るので iPhone でおやすみモードをオンにする。通知がなったりスマホが急に光ったりしないので集中できる。
個人的な趣味なのだけど、映像コンテンツは見るのであれば徹底的に見たいと思っている。ながら見とかはしない。だから見ている間はなるべく外部の情報をシャットアウトするようにしている。
疲れたら休む
映画館とかではノンストップが当たり前なので、以前は自分も止めないことに拘っていた。疲れたとか飽きたとか思ってもそのまま再生し続けていたのだが、今は考え方を変えている。喉が渇いたり、ヘッドホンやイヤホンに耳が疲れたら一時停止をする。結局疲れているのに見ようとしても集中できないので、リフレッシュして再開したほうがよいと気づいた。
終わりに
大したことはしてないけど、これだけで結構満足度高くドラマや映画を見られるようになった。1 日に 1 本しか見ないので時間を吸い込まれてしまったという感覚もないし、ただ自堕落に、あるいは強迫観念に駆られているかのごとくコンテンツを見ているのではなく、自発的に楽しむという姿勢が維持できていると思う。最近は今週末は何を見ようか、と考えるのが平日の楽しみにもなっている。
最近 Apple TV+ でビリーアイリッシュのドキュメンタリーを見た。ビリーのプロ意識の高さとか、音楽に対する姿勢とか、車の話とかいろいろ面白かった。これも日曜日を使ってのんびり見た。
今後もマイナーチェンジしていくと思うけど、時間を決めて決まった分だけ楽しむ、ということはこれからも意識していきたいなと思う。