Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

凛として時雨のシネマライブに行ってきた

Twitter やめたから日記を書かないといけない。面倒くさい。もちろん本当は書かないといけないわけではない。ただの錯覚。

凛として時雨のシネマライブ行ってきた。 #4 もいいんだけど、ストリーミングライブにさらに追加の曲があって本当によかった。

ストリーミングライブも悪くはないんだけど、やっぱ音響が整っている環境で聴かないと価値が半減も8割減もするなと改めて思った。低音が体に響いて、金切り声がすべての雑音をかき消して、静寂が何もかもを包み込むような環境だからこそ音楽がひときわ映えるのだということを実感した。

TK from 凛として時雨のシネマライブにも行ったが、そのときはストリーミングライブの再確認、みたいな感じがしてライブに行ったというよりもコンサートに行った感じがした。

一方で、今日は凛として時雨のライブだったなって感じがした。TK プロデュースという意味では 2 回目のシネマライブだし完成度が上がっているのは当然だと思うんだけど、やっぱり #4 というアルバムのインパクトと、体に響くサウンドがこれはライブだな、今日初めてした体験だなって思わせてくれた。

#4 は最初のアルバムのはずなのに、なんというか全然古臭くない。ていうか、凛として時雨の曲って全然時代を感じない。例えば #5 や im'perfect と、 #4 や Inspiration is DEAD を聴き比べても初見ではどっちが古くてどっちが新しいかなんてわからないんじゃないかという気がする。それを全曲映画館で体感できたのはとてもよかったし、zaiko のストリーミングで満足しなくてよかったなと正直思った。

お気に入りは想像の Security です(あれだけ #4 を推しておいて Feeling your UFO かよ?)

okmusic.jp

Feeling your UFO

Feeling your UFO

何度も言ってるけど、僕は初めて行った凛として時雨のライブが忘れられないんだな。 2 階席から見ていて、傍観を歌い終えて、投げて壊れたギターから耳をつんざく音だけがライブハウスに響いて、何も言わずに立ち去っていく TK を見てから僕は文字通り虜なんだよね。

今回は映画館だし、セットリストも全然違うけれど、ライブが終わるといつもあの時のことを思い出す。まだしばらくは無理だろうけどいつか Zepp Tokyo 的なところでまた聴きたいなぁ、また何もわかんなくなるような夜を過ごしたいなぁなんて改めて思った。2020年秋の夜。