世界史を勉強したことがないことに気がついた. 断片的などうでもよい情報はいくつか持っているけれど, 体系的に理解したことがないので, たとえばイギリスが 100 年戦争していたことは知っているけどその結果とか, その年代はどういう時代だったのかとか, そういう知識がない.
こういうことをきちんと理解している人というか, 豆知識としてではなく体系的に理解できている人ってすごいなぁと漠然と思っている. 自分がそういう風になりたいかどうかについては別にして.
即物的な意義だったり意味だったり, あまり普段は意識しないけれど「役に立つ」ことを求めるのではあればたとえば近現代史なんかを勉強するべきなんだろうけど, それを勉強する敷居が結構高い. なにより難しい.
多少なりとも昔よりは数学の歴史には詳しくはなったので, それを基軸に勉強していこうかなァなんて今思った. というのも, 書きながら昔こんな本を買ったのを思い出したからだ.

- 作者:森 毅
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1988/09/05
- メディア: 文庫
評判が良いかもよく知らないが, 何も読まないよりはいいだろう. とりあえず数学っぽいことから入ってみよう.
他にも勉強したいことはあるけれど, 数学を勉強していくことは前提として, 数学ではない何かを趣味というか息抜きとしてやっていきたい. 今は歴史かなぁと思う. あまりこれからをどう生きていくかを考えていたいとは思わない.
そういえば, 『ヒトラーに抵抗した人々 -反ナチ市民の有機とは何か』 を読んだ.

ヒトラーに抵抗した人々 - 反ナチ市民の勇気とは何か (中公新書)
- 作者:對馬 達雄
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2015/11/21
- メディア: 新書
これは面白かった. よく生きること, 真摯に生きることを問う素晴らしい本だと思う. 難しいけど.
明日からも少しずつ勉強をしよう.