Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

岐路に立って

環境の変化

年度末ですね。そう、とりあえず今期の仕事も終えて、4月から新年度ですが、あんまりそんな空気でもありません。

3月の始めから原則リモートワークをしていて、はや一ヶ月経ちました。正直自分がリモートワークをすることなんて結婚して子供ができるとか、親が倒れるとかしない限りはないだろうと思っていたのですが、全然違う不可抗力によりリモートワークをせざるをえなくなりました。

別に自分はしないだろう、と思いながらフルリモートで働き始めた人のブログとかをちらほら読んでいたり、特にあてもなく情報収集していたのは、小さなアドバンテージだったかもしれません。あとたまたま昨年末くらいから副業(フルリモート)を始めており、一応腰を痛めない程度の家具*1は準備してありました。いろいろと幸運が重なっています。

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めまぐるしい内心の変化

毎日、自分の価値観が変わっていくことを実感しています。今まで興味をもって買った本がことごとく不要なものに思えるようになりました。数ヶ月前、自分なりに考えて行動していたつもりでしたが、もはや何を考えていたのかもよく思い出せません。今思うと矮小なことに思えます。

今の自分ができることは、残念ながら家にいてゲームをすることくらいなものです。コンビニに行くくらいはしていますが。そんな中でも日々見ている情報、会社の人とのビデオ会議前後の雑談などで自分の中の価値観の移り変わりを感じます。きっと、まだまだ変わるのでしょう。

こうした変化を受け入れて咀嚼していかなきゃいけないなと、思っています。

退職・転職

一身上の都合で退職することになりました。詳しいことは書きません。書こうかと考えたのですが、特に書く意義が見出せませんでした。

次のところは5月入社予定です。

もう遠い昔に考えていたことのように感じられますが、機械学習から離れ、Webエンジニアとしてより技術を磨いていきたいと思うようになりました。なのでそういう仕事をします。残念ながら(?)まだ Python との縁は切れそうにありませんが、さすがにしょうがないでしょう。

とはいえ、自分がこの情勢で転職という道を選んだのは浅慮であったという気もしています。正直なところ決断した時点では「春が来れば収まるだろう」くらいに思っており、その予測は思いっきり外れたわけです。なので不安ではあります。とはいえ仮に現職に残ったとしても不安要素は尽きません。この問題はどこに居たって人を不安にさせるものです。決断した以上、やるしかないと思っています。

おわりに

岐路に立ち、道を選びました。実際に歩くのはもう少し先ですが。

この岐路以外にも、色んなものが内から、外からと出てきて心の整理をするだけで大変な時期です。桜も咲いて気が滅入るし、気温差は激しいし、安寧はなかなかありません。相変わらずこの道が正しいんだか間違っているんだかもよくわかりません。

ですが、いつもどおり正しかったと示すために歩き続けるしかない。決断とはそういうものです。

*1:具体的には座椅子。