Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

はやく起きた朝に

異常に早く起きた。

今日は1/15、日曜日である。昨夜はたしか日付が変わる前後くらいにベッドに入ったのだけど、最初に目が覚めて時計を見たら3時17分と表示されていた。

あまりにも眠かったし、早すぎると思ったのでそのまましばらく何もしなかったが、寝ぼけてはいても寝入ることもなく結局5時22分にコーヒーを淹れて朝食をとりはじめた。いつもの朝の光景である。カーテンを開けても外が暗いことを除けば。

わりと気持ちよく早く起きた朝に、特になにもすることがない。

読みかけの本はあるから続きを読んでもいいし、こうしてブログを書いてもいいし、ニュースレターのネタを考えても良い。しかしどうにも、朝の静謐な雰囲気にはそぐわない。

パッと思いついた今のところ僕にとって最も良さそうな案は、ピアノを弾けたら気持ちよさそうだということだ。エリーゼのためにとか、ショパンのノクターンとかを弾いて朝を始められたら、その人生がどれほど豊かなものになるだろうと想像する。ちなみに、自宅にピアノはないし僕にピアノの練習経験はないので少なくとも一朝一夕にこの野望が達成されることはない。


少し遠い未来のことを考えている。

今年は去年とは違うだろうという感覚がある。昨年1年間は色々と自分も自分の周りも細かな変化があった1年だった。変化が何かしらの到達点に達するのか、それとも全く違う何かが起きるか。その辺りはよくわからない。

去年も同じようなことを思っていたので、実は大して変わらないのかもしれない。それはそれで、人生だ。

今まで形にならなかったもの、ただひたすらに撒いてきた欠片。断片。ありふれたもの。そういうものがより集まって、形になっていく。

そんなことが起きるといいなと思っている。これは妄想であって、願いにさえ届かないようなものだけれど。ぼんやりとそう思う。


これを書いているうちに少し眠くなってきた。少し寝てから、改めて今日を始めようと思う。