Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

季節の変わり目、変わらない日々、変わった環境

めちゃくちゃ生活に密着した話をすると、いま僕が住んでいるマンションが工事している。

足場が組み立てられて、作業員の方がほぼ毎日入れ替わり立ち替わり何かの作業をしている。黒い幕のようなもので建物全体が囲われている。そこに住む僕としては陽の光が入らないという問題がある。

そこでなにが起きたかと言うと、生活リズムが乱れている。それだけの話ともいえるし、太陽ってすげーという話とも言える。


気がつけば、このマンションの居室が住処になってもう 4 年を超え、職場になってからは 3 年近い。

それまで色々なことがあった。大変だったけども、ここまで生き延びてきた。激動の日々も、穏やかな毎日も、このマンションの一室に支えられていた。

あんまりそう考えたコトはなかったけど、結構愛着があるのかもしれない。

工事をする、作業で騒音がする、別になんでもないと思っていた。しかしいざ目の前にしてみればノイズキャンセリングヘッドホンをつけて仕事していたり、オフィスやコワーキングスペースに出かけたりする機会が増えた。ただ同じ時間を過ごしてもなんだか疲れるようになった。

住処が変わらない、安定している、いつも同じ環境で働けるということはとても重要なことなのだ。


工事を非難したいわけではない。必要なことであるし、僕にとっても益のあることだ。

しかし、工事の副作用の部屋が暗いというたったひとつの現象だけで僕の生活には大きな影響がもたらされたりもする。居住地の安定の意味を思い知る。

季節はそろそろ冬。季節の変わり目。なにも変わらない毎日なのに、なんだかそわそわする日々を送っている。