長く起きてしまっている。寝ないとなぁ、と思いながらこんな記事を書いている。
微妙に残ったココアパウダーは、ホットミルクをココアにはしきれずに、だけど牛乳ではない味になっていてなんとも言えない感じがする。深夜に暖かい飲み物を飲むとホッとする。なんとなく、まだ起きていても許される気がする。
今月もそろそろ終わりかけと言われ、まだ1月って終わっていなかったのかと認識する。僕はこの1週間ほど、現実ともフィクションともつかないどこかでフワフワとしていた。週末は映画を(ここ最近にしては珍しく2本も!)見ていたし、金曜は友達と焼肉に行った。
何をしていても地に足がついていない感じがする。そして、1日が信じられないくらい長い。朝早く起きたからではなく、ひたすら24時間が長く感じる。1月はまだ終わっていない。
はじめましてとこんにちははこんなにも簡単なのに、さようならはどうしてこんなにも難しいのだろう。
脈絡もなくそんなことを思う。季節はまだ冬。一月はまだ終わらない。別に明日なんて来なくていい。その気持ちは変わらない。
ただ昔ほど、何かを書きたいという気持ちがわかない。燃え尽きた。空っぽの男には、空っぽの人生がお似合いだ。