久々にブログっぽいこと書きます。
Apache Arrow東京ミートアップ
開発者を増やすための会、ということだったので行ってみた。Apache Arrowのことよく知らない*1のだけど、日頃データフレームを扱う業務をしている人間としては、こういうツールの開発をしたいというか、開発が止まったら仕事ができなくなるという意識がある。なのでPythonの発表もあるようだったし、行ってみようと思った。もちろん、もともとOSS活動に興味がある、という前提もある。
内容
前半は発表を聞く普通に勉強会っぽい形。後半はコード懇親会という、コード書きつつ懇親もするという内容だった。正直どう説明すればいいのかわからないのだけど、自由に飲み食いしながら、周りに自分の興味のあるプロダクトのメンテナやコミッタがいるなかでOSS活動をする場、とでもいえばちょっとは魅力的な場に聞こえるだろうか。
前半の内容についてはわたしがどうこういうよりも connpass のページに資料があがっているので読みましょう。特に感想とかは書かない。
コード懇親会
コード懇親会では「コードをその場でゴリゴリ書く」ということよりも、「開発への一歩を踏み出す」ことが目的とされていた。わたしはPythonグループに属していたのだけど、実際pandasのコミッタの方(@sinhrksさん)が初心者向けIssueの見つけ方などを簡単に解説してくれて(Label: good first issue とか、比較的最近のIssue)、実際それに基づいてIssueページとにらめっこしていた。
pandasのリポジトリにピンとくるIssueがなかったので、使ったことないけど前半で紹介のあったdaskというツールのIssueで「Pylint4に対応する」というものがあったので着手してみることに。着手してみたところで20:00くらいになったので一度会場からは去った。
その後
家に帰った後、そして日曜日と少し作業を追加でおこなって、さっきマージされた*2。
ドキュメントの自明なtypoくらいはコントリビュートしたことがあったが、コードを直したのが*3マージされたのは初めてだったので純粋に嬉しい。
これで終わらず継続できるといいな、っとこれは自分の問題か。
その他
思ったことを箇条書きで。
- 会場および飲食物を提供してくれたSpeeeさん本当にありがたい
- Speee Loungeのコーヒーは本当においしかったのでぜひ機会があれば飲んで欲しい
- アンケートをプルリクする形式は初めてで面白かった
- 前半の発表もかなり面白かった。個人的にはRの話とTensorの話が心惹かれた。
- cuDF めっちゃ気になる
まとめ
久々に参加してよかったなと思える会だった。ありがとうございました。