そんな歌があったなと思い出す。合唱かなんかで歌わされたと思う。
自分で自分のことがわからないという感覚がここ数日続いている。駅から家まで歩いているときにふと気づいた、3年くらい無意識に回答を保留していた疑問に、自分の心も身体も答えてくれない。
誰かが、教えてくれればいいのに。いやきっとそういう類のものではないのだけど。
口ではどんなに立派そうなことを言っていても、自分の言葉がどこかうすっぺらくて、安っぽく感じる。そして自分のもののはずなのに自分の言葉ではない気がして、発言に躊躇することがある。わたしはわたしを信じることができない。
一方でダメな自分を外に出すこともできなくて、外面だけは立派そうにしている。だからかたまに周りから評価されることもあるのだけど余計に困ってしまう。あなたが感じた価値をわたしは感じていないし、何よりあなたが評価したわたしの発言はわたしの本音ではない。
こういう夜は気がつくとコーヒーを飲んでいる。全く何もする気にならない。コーヒーを飲みながら、脳の中を言葉だけが飛び交う。
こういう言葉を書き連ねて記事にしているときが一番楽だ。わたしはわたしを飾る必要がないし、それが素の自分とも思わないけれど仕事中よりはそれっぽい。
わたしにはわたしがわからない。どうしてこんなに強情なんだろう。どうして肝心なことに何も答えてくれないのだろう。肝心なときは何も言わないくせに、どうでもいいときばかり体裁のいいことばかり言って。
自分なのに他人と接しているみたい。