前から思っていたのだけれど, 僕はライトノベルっぽいラノベは別に好きではなくて, 確かにラノベ要素もあるけれどそれ以外の部分を存分に楽しんでいる.
何を言いたいのかというと, 僕は 「涼宮ハルヒ」 の SF 部分やキョンの成長を楽しんでいたし, 「あの日見た花の名前の僕達はまだ知らない」 ではアニメの底力というかアニメでなくてはならなかったものを見たわけである. いきなりライトノベルじゃなくなっているけれど, 私はライトノベルを 「ハルヒ」 以外読んだことがほぼないので許してほしい. 私が読んだことあるライトノベルといえば, 「こうして彼は屋上を燃やすことにした」 くらいである. これは面白かった.
- 作者:カミツキレイニー
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/05/18
- メディア: 文庫
とまぁそんなわけだけど, ライトノベルを置く場所も確保していない僕の家の本棚に最近場所をとり始めている作品がある. お金がないから読もうよもうと思いつつ全然読めていない 「きょうは会社休みます。」 の既刊を読もうかななんて思っていたのだけれど, また別のキラータイトルが現れてしまってまた読めなくなってしまった. やれやれ, そして少女マンガに優先されたそのラノベは,
『銃皇無尽のファフニール』である.
銃皇無尽のファフニール1 ドラゴンズ・エデン (講談社ラノベ文庫)
- 作者:ツカサ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/07/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
先日クソみたいな更新をしたけれど, まぁそういうことである, これは面白い.
正直言って, こんなに戦闘シーンをうまくかける作者に初めてあいましたよ私*1.
楽しんでいる部分
先述のように戦闘シーンの描写がイイですね. 文章だけでここまでカッコよくできるんですね……
なんかかわいい女の子がたくさん出てくるのももちろん楽しいですが, この話はドラゴンとの闘いとちりばめられた伏線とでかなり作りこまれている印象を受けまして, 確かにライトノベルなんだけどファンタジー小説という感じにしても十分に面白いのじゃないかしら. 世界観は 「進撃の巨人」 から余計なものをそぎ落とした感じ(伝える気がない).
まぁ前よりは真面目に魅力を語りましたけど, とりあえず面白いので読みましょう. アニメ? 見てないです.
アニメは 「すべてがFになる」 を見ましょう. どうでもいいけど今期は 「すべてがFになる」 と 「落第騎士」 をなぜか見ています.
*1:なお私はそもそも戦闘する必要が生じる小説を読んだ経験がほとんどない.