Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

好きなもの

昔から好きなものに統一性がない. たとえば映画で言えば,実写映画派でもアニメ映画派でもない. 別の分け方でも, 洋画の方が見る機会は多いが別に邦画を敬遠してるわけではない.

音楽で言えば, たしかに好きな歌手と聞かれれば椎名林檎だとか, Mr.Children とか答えるが, クラシックだってたまには聴くし, 古い洋楽なら多少聴く. ハマったアニメ音楽だって聴くし, 時にはゲームのサントラを買うこともある.

何かが好きだがその中でジャンル分けされるとどこにも属さないことがよくある. そんなことが珍しいのかどうかわからないが, とりあえず僕なりに自分が好きだったものやハマったものを思い返してみることにする.

中学時代

さてこんな現象はいつからあったのだろうかと思うと, 中学生くらいだろうか. その頃くらいに僕は当時人気になりつつあった東野圭吾という作家のミステリィをよく読んでいた(少なくとも当時は, みんな誰もが知ってる小説家という感じではなかったように思う). しかし, 僕は同時に小学校からの習慣だった青い鳥文庫の本を読んでもいたし, YA! ENTERTAINMENT と言って伝わるか知らないが, 『都会のトム・ソーヤ』とか 『No.6』 とか読んでいた. さらには, 村山由佳さんの恋愛小説にハマったりとか, それはもういろんなものをその中学校の3年間で読みふけっていたように思う.森博嗣という作家のミステリィを読んだのもこの時期だったか.(ちなみに私は当時, ゲームはいわゆるモンスターハンターポータブルしかしていなかったことを必要ない情報だが追記しておく.)   今思うと, この乱読を皮切りに好きなものに統一感がなくなっていったように思う.

高校時代

高校時代は勉強していた記憶しかないので, 勉強の話をしよう. 確か古文が好きだった. 古文の授業は別に好きではないし, 古単語を覚える努力もしなかったので成績としては最後まで全く振るわなかったが. 化学は大嫌いだったし, 物理も下手の横好きだった. なんなら数学の成績も別に良くなかった. おそらく最初から最後までまともな成績を通してたのは英語くらいだろう. ちなみに, この3年間で私は小説を数冊しか読んでないと思うし, その数冊も夏目漱石の『こころ』以外はこころに残っていない. ひとつもゲームにはまらなかったし, とにかく何をしても楽しくなかった. カラオケは楽しかった.

大学に入ってから

変遷が多すぎて思い出せないし, あまりちゃんとした更新にする気もないのでまた折をみて書こうかと思う. しかし, 基本的に何かを拒絶した記憶はない.

まとめてみる

どうも単にステレオタイプにハマるのを嫌っているだけな気がする. ミステリィ好きなら hogehoge (クリスティとかエラリークィーンとかがここには入る) 読んでるでしょとか, そういう風に言われるのが嫌いだ. 理系だから英語苦手でしょとかいうのも同じような感じで嫌いだったのだと今になって思い至る.

まぁ嫌いなのだが, かといって意図的に自分がステレオタイプから頑張って抜け出そうと頑張った記憶はない. そもそもジャンルを分けることが好きじゃないのかもしれない. 映画であっても, 表現をするのにアニメーションを使うか役者を使うかの差しかない. それ以上に細分化することに意義を感じないのだとなんとなく思う.

なんかまとまらなくなってしまった. 今回の更新は失敗だ.