Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

机が広い、心の空きスペースも広い

おそらく、人生で受験生時代以来に自室のデスクの上が整理されている。

目の前にあるのはパソコン。その後ろには15cm以上間隔をあけて本やiPadが置かれている。手を伸ばせばボールペン、レポート用紙、はさみなどといった文房具が取り出せる。

集中したいときはヘッドホンラックからヘッドホンを出して音楽を聴きながら作業することもできる。マイクもマイクアームにのっているので、最近はあんまり出番がないがいつでもリモート会議ができる。

書類はクリアファイルに整理されている。ラベルライターでクリアファイルにラベル付けがしてあり、なんの書類が入っているのかファイルを開かなくてもわかる。

と、このような状況になって初めていままでなんと非効率な環境で生きていたんだろうと気づく。

まだまだ課題はあって、たとえば足元のダンボールには本棚に入りきらなかった本が詰められている(いつになったら読まれるのだろう)。それから何より、この状態になったのが先週からなのでまだあまり運用がされていない。今後継続されていくのか不明である。

しかし、作業スペースの奥行きが MacBook Air の約2台くらいあって、幅が教室の机の1.5倍くらいあるこの状況は非常によいことは間違いない。


11月の末ごろからGTDを生活に導入した

モチベーションは、徹底的に自己管理をするためだ。

詳細はあまり書かないが、9月、10月にかけて大失敗をした。

要因を分析すればいろいろ言えることがあるが、要するに自己管理がなにもなっていなかったのである。

今まで僕が自分を管理するために運用してきたシステムは、緊急事態や非常事態に対応しているものではなかった。引越しなどの、なにか一大プロジェクトが発生すれば容易に崩壊するシステムだったのだ。

そして、自分のスキルをレベル0からレベル1にあげられるものに対応しているものではなかった。感覚的で、自分の生活や仕事を改善ができる体制になっていなかった。

この課題を解決するために、僕は長期戦を実施することにした。まずGTDを最低でも2年は実践すると心に決めて、始めてから3ヶ月後(つまりいまくらいである)に見直すことにした。

見直すためのトリガーは、Getting Things Doneを読み直すことである。

そして見直した結果、物理的なものの整理が全然できていないことに気づいた。

端的に言えば、机の上が狭かったのだ。

そこで机の上を広くすることにした。そのためには放置されていたものを自分の目の前に出して、これはなにか、とっておくべきか、捨てるかなどを見極めてその通りに処理していった。

おかげでもういらないものはこの机の上にはない(本は要らない本もまだまだあるだろうが)。

こうしてやってみると、それだけでなんだか心に空きスペースができる気がする。部屋が整理されている、デスクが整理されている。ただそれだけだが、ただそれだけのことが心の安寧にはとても重要だったりする。

そして、自己管理ができているとは、心の安寧が保たれていることだと思う。この状況を維持できればこそ、仕事にも家庭にも邁進できると信じてやっている。