Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

憂鬱な4連休

近況

最近憂鬱だ。

別に仕事がつらいとか、将来が不安とか、そういうことではなく、ただただ漫然と絶望的に平坦な毎日に幸福を感じながら、己の怠惰さにどんどん絶望しているだけなんだけど。

全く向上心がない。今のままでいいかなぁという気持ちがあって、とりあえずこのまま納税さえしていれば日本に後ろ指刺されることもなく住み続けられるだろうし、あとはよしなに死ねればそれでいいかなとだけ思っている。一応、親が死ぬまでは生きていようとは思っているんだけど、正直それ以上の目標がない。

いろんな人生があって、どこかで誰かが結婚しているし、どこかで誰かが母親になったり父親になっているというのを聞く年齢でもある。だけど焦りみたいなものも、自分もそうなりたいみたいな羨望もない。去年とかはむしろ恋人がほしいなとかまだ思っていた気がするんだけど、最近はとんと思わなくなった。

ただ憂鬱なのが、新しい積み重ねが何もないせいか、自分自身の記憶が過去のものに集中していて、どんどん自分の人生が相対的に薄っぺらくなっている気がする。長く生きれば生きるほど、空白の期間もまた増えるから仕方がない。そんなせいなのか、最近は中学校時代の夢を見たり、高校時代の夢を見たりする。全部嫌な夢だ。嫌なんだけど、夢にまで見るということは、自分がよりどころにしているものって案外そういう嫌なものなのかもしれない。

生きることに執着できなくなった期間が長すぎるんだろう。あぁ、また結局その話になるのか。

正直なところ未来に全然興味がなくなってしまった。別に何かをなしたわけでもないんだけど、もうこれからの自分に興味がない。どうせこのまま何も変わらないんだろうし。それが悪いことでもないんだろう。淡々と毎日を過ごせるというのは、とても幸福なことだと思う。

最近の一曲

一時期「今日のアルバム」として曲を紹介するのが個人的に気に入っていたので、また好きな曲を雑に紹介するコーナーを復活させることにした。誰の需要もないと思うけど。既に紹介したものも紹介するかもしれない。

今日は Indigo la End の通り恋。

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とくにこんな憂鬱なときは、Indigo la End を聴きたくなる。指輪のサイズは遠回しに聞いたのに、靴のサイズは直接聞いちゃうくだりがすごくすきだ。

恋はいいものとか恋は面倒くさいとか、そんなん過度に装飾されたものじゃなくて、ありふれた話を拾い上げたような曲が好き。

おわりに

この頃は、そのうち幸せになれたらいいね、と思っている。来世とかで。

いつになったら、惰性で生きるのを辞められるんだろう。なんの計画もなしに仕事辞めたりすれば、ちょっとは生きることに執着し始めるかなぁ。