Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

すりきれたカセットテープ

今どきカセットテープなんか使わないけれど、すりきれる音楽の再生媒体がカセットテープしか思いつかなかった。 この三ヶ月ほど季節の変わり目だったせいか*1色々と精神不安定だった。何曲か何度聴いたかわからない感じの曲が増えた。 秋の夜長に聴いた曲た…

ずっと夜明け前

住んでいる集合住宅のエレベーターが、いつの間にか「ドアが開きます」という音声アナウンスをするようになっていた。いつ変わったのかは覚えていないが、今週のことだったと思う。 日常の、しかもこんな些細な違いだしいつしかあたり前となって消えていくん…

明けない夜があってもいい

明日なんてこなければいいのにな、ってこの頃思う。 毎日がどこか上の空。毎日がどこか他人事。あってもなくても同じ。誰と話しても、誰かと過ごしてもそこに覚えるのは虚無感だけ。 なんだか、ひどく疲れてしまった。 わたしは CI が仕事をするのをたまに w…

ぬるくなった缶コーヒー

思い悩んだときは空を見上げる。そこにあるのはだいたい夜空か月か。 今日の月はきれいだった。それだけで人生を前向きに捉えることもできるし、何かを決心することもできる。人は、いや、わたしは存外感情的な生き物だ。今日は特に何も決心しなかったけれど…

CDを買った

またCDを買った。どうせ0時まで待てばSpotifyで聴けるのだけど、CDを買った。そんな人生もある。 古本屋で働いた経験から、ものに執着があるのかもしれないとたまに思う。 blog.515hikaru.net [ALEXANDROS] Sleepless in Brooklyn を買った。 Sleepless in B…

思い出に閉じ込められて

気がつけば、暖房をつけようかと思うほどには寒くなっている。ここのところほとんど家に居なかったから、部屋の中の一日の気温の変化を感じるのは久しぶりだった。 家の中で漫画を読みながらいろいろなことを思い出していた。思い出したことの大部分は人に話…

息切れ

緊張の糸がぷつんと音を立てて切れた。 今まで何を悩んでいたのか、何がここまで立ち止まらせていたのか、急にわからなくなった。こみ上げてきたのは乾いた笑いだけ。仕事中だから声をあげて笑うわけにはいかなかったけれど。 いろんなことを考えた。しかし…