Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

読書

近世数学史談によせて, 雑感

高木貞治先生の著作, 『近世数学史談』 を読んだ.近世数学史談 (岩波文庫)作者:高木 貞治出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1995/08/18メディア: 文庫これは面白い本であったがいささか著者特有の冗長さ*1というか, そういうものもあって少し読みにくい. 先…

ひるなかの流星

おそらくマンガの話は初めてかと思う. 私は絵をかかないし, 自分の好みを明確に言うことができないのもあって, 絵に関することはなるべくコメントしないようにしている(これはこのブログに限らない). しかし好きなものを好きだとは言いたいので, この話はち…

人生に影響を与えた1冊

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」 一冊選ばなければならないというのがまぁ難しい. たぶん小説で一冊, 専門書で一冊, とか言われたらまだ決められそうなものだが, 人生に影響を与えるというのはさまざまな方向があるので一概には言えない. まぁでも選ぶ…

涼宮ハルヒシリーズの既刊はとりあえず読んだ.

とりあえず驚愕(後)まで全て読み終えた. 最初に憂鬱を読んだのが 8/10 らしいので 2 週間足らずで全部読んだことになる. hikaru515.hatenablog.com 続編に期待などしていない. 私は物語が終わることにあまり興味はない. どこか違う世界で彼らが頑張ってるの…

涼宮ハルヒの消失 やれやれ…

少し昔話をしたい. いまから 10 年ほど前のことになる. 僕は当時小学校 5 年生だった. おそらくまだアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の第 1 期さえも放送されていなかったころの話. 僕は児童文学と呼ばれるものに熱中していた. 当時の僕はおそらく, あの小説たち…

涼宮ハルヒの憂鬱

今更ハルヒかと思われる方が多いかと思うが, 今更ハルヒである. 自覚はしている. しかし, 作品を楽しむのに流行りを追わなければならないというルールはない. 私は他人の評価にはあまり振り回されないで自分の価値観で作品を楽しみたいと常に考えているので,…

【宣言】『さよなら,愛しい人』を読む

突然読書をしようと思った. 復帰第一冊目は,『さよなら,愛しい人』(レイモンド・チャンドラー作・村上春樹訳,ハヤカワ文庫)にした.なぜ読もうと思ったのかはよくわからないが,なぜ個々にこんな宣言をしているのかははっきりと分かる.宣言しないと最…