Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

自粛生活(?)振り返り

 こんばんは 515 ひかるです。

 3 月始め頃から在宅勤務をしており、(途中転職とかあったものの)現在まで原則在宅勤務をしています。3 月も 4 月も出社は月に 1 回って感じでした。

 だいたい 3 ヶ月経ったし、これから完全在宅勤務 vs 週 5 で出勤みたいな二項対立が盛んに議論されていくんだと思います。ただ個人的には、二項対立は常にその間に収斂していくであろうというある種の楽観をしているので、好きに議論すればいいと思います。会社ごとに、場合によってはチームや部署レベルでも答えは違うし、自分が所属していない組織がどんな意思決定をしようとわたしは興味がありません。

 そんな状況ですが、わたしの所属組織はこれからもリモートをしていく前提で組織が動いていきそうです。少なくともオフィスを拡大していきたいという話はなくなりました。個人的にも合理的な判断だと思うので、反対はしていません。

 しかし個人的には在宅勤務は好きではなかったはずです。そんなことを考えていたら、自分が思っていたよりもこの 3 ヶ月で価値観が変わっていることに気づきました。どうやら緊急事態宣言は一時的に解除されそうだという話も出始めているこのタイミングなので、自分の価値観の変遷を、難しいですが追っていこうと思います。

3 月頃

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 だいたい在宅勤務(リモートワーク)を嫌っていた時期です。急激な環境の変化に自分が耐えきれず、自分がすべきこと、やるべきこと、なすべきことがわかっているのにもかかわらず手が動かせなかったのだと思います。

 この数ヶ月で一番苦しかった時期ですね。大好きなバンドのライブが中止になったとか、景気がどん詰まりになってこれから不況がやってくるとか、内定斬りにあったとか、やりきれなくて、でもどうしようもできなくて辛い時期でした。

 この頃、一度一週間ほど実家に帰っています。母親は渋っていましたが、最終的にはいいよと言ってくれました。今は僕の方から行かないでおくねと言っています。たった 2 ヶ月前のはずなんですが、こういうあたりも現在の価値観では考えられない事態だなと思います。今では帰省しただけで怒られてしまいますからね。とはいえ皆さん怒りすぎだとは思いますが*1

4 月頃

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 在宅勤務に戸惑いながらも、やっと適応しようと努力し始めた頃でしょうか。特に「何かを作ろう(創作しよう)」という意識を持ち始めてから気が楽になったような気がしています。森博嗣氏の『孤独の価値』に改めて感謝です。

孤独の価値 (幻冬舎新書)

孤独の価値 (幻冬舎新書)

  • 作者:森 博嗣
  • 発売日: 2014/11/27
  • メディア: 新書

 いつまで続くんだろうと思いながらも、やっと体が動き始めた時期、体が慣れ始めた時期だと思います。有給消化期間があったこともあり、家に居ながら楽しく過ごすことを模索できた気がします。

5 月頃

 転職しました。とはいえここでは仕事の話は書かないです(別途書くつもり)。

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 仕事がしんどいとは思っていましたが、意外なほど仕事以外はしんどくなかったです。書いたようになんかパーサー作ったりしてますし。人間慣れるものなのでしょうか。いますぐ飲みに行きたいとか、誰かに会いたいとか全く思わず、普通に過ごしています。

 最近あった変化としては、ローテーブルを買いました。

 これのおかげで PC 作業がはかどっています。

 それくらいですかね、とにかく特筆することがありません。毎日楽しいです。

終わりに

 そんな感じです。最初のほうがしんどかったですね。だんだん楽になりました。慣れたのかなんなのか。

 いきなり以前の生活に戻る、なんてこともないと思いますし、これからもなんだかんだ 1 人の時間が多いと思います。それでもこれからも楽しく過ごしていけたらいいんじゃないかなと思っています。

*1:縁起でもない話ですが、親が死にそうならわたしはすっ飛んでいくと思いますよ、世間がなんと言おうとも。