自分が全然変わっていない、ということを時折自覚する。そしてちょっと絶望する。
ここ数年、マンネリの中で生きてきた。確かにある側面を見ればずっとカオスではあったし、一見何かに挑戦してきたようにも思える。でも結局は、ただ家の中で寝て過ごしていて、たまに外に出ているだけ。何も変わっていない。ずっとコンフォートゾーンの外から出ずに、今もただワインを独り飲みながら、キーボードを叩いている。
昔話は好きじゃない。誰かとの話ならなおさらだ。
努力の報酬なんてものはない、そんなことは知っているのだけれど、どうしようもなく満たされない自分という存在がいて、とんでもなく扱いづらい。そして満たされるために自分ができることは、いつまでも実らないかもしれない努力でしかない。
結局なにをどれだけ頑張ったとして、手に入らないものは手に入らないわけで。どんな風に言われようとも、それは事実だし抗いようがない。だけど、もう手に入らないものをふいに思い出しては、自分がみじめになって、自分を認められなくなって、思いっきり堕落した自分でいさせたくなる。
誰がなんと言おうとも自分を認められるのは、自分を信じられるのは、自分を許せるのは、どこまでいっても自分だけだ。
何が起きても自分を変えられず、少しショックを受けるたびにいつかのあのときを思い出すような自分に絶望するけど、かといってそんな自分をもっと責めたりするのも違うし。変わろうとする気がないのに、行動する気にもなれないし。
あーあ、タピオカ飲みたいなぁ。