Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

リモートワーク飽きた

ガラにもなくリモートワークしている。自宅でやっているけれど、水も暖房もコーヒーも何もかも自腹で、ビデオ会議以外は雑談もなく暇な日々を過ごしている。

リモートワークについては最近多くの人が諸々の感想を述べていると思うのだけれど、個人的にはあまり好きではない。実際にやる前から自分が積極的にやりたいとはあまり思っていなかったのだけど、やってみてもとうとう気持ちは変わらなかった。会社にいるから仕事するわけでもないというのはそうだが、仕事をするためだけに出勤しているわけでもないのだ。

家に家具を買うなどの投資とかをしようかとも考えたが、先日座椅子を買ったばかりなので結局それで賄っている。とりあえず腰はある程度守られているが、守るべきものは腰だけではない。

まず仕事が終わらない。正確に言うと終えられない。終えるためには「終わったぞ」と自分が心を切り替えないといけないのだが、通勤をしていればその時間で心が切り替わる。しかし家なので「仕事が終わったぞ」と思っても「あーあれやり残してた」とかズルズルしてしまう。逆に夕方とかに眠くなると「夜やればいっか...」と思ってしまう。日常に仕事が溶け込む。

溶け込ませる、という選択もありなのかもしれないけれど、少なくとも自分は仕事が一番楽しいというタイプの人類ではない。仕事の延長上に日常がある、あるいは日常の延長上に仕事があるという生活は僕にはしんどい。とはいえ今回のものの性質上、カフェやコワーキングスペースで仕事をしてしまっては元も子もないので、果たしてどうしたものか、と思っている。一応会社の方針としては現時点ではこの日までと期限が区切ってあるが、どこまで長引くかわかったものでもない。

オフィスに出社してもいいんだけど、出社するとマスクをつけないといけないとか、アルコール消毒をしろとかいろいろやることがあるのでそれはそれで面倒くさい。

さすがに最初の2日くらいは非日常感があったけど、もうどうでもいいし、家にばかりいるの率直に言ってしんどい。実家に帰ろうかなとか思ったけど実家で仕事するのもなんだしな。もし3月いっぱいリモートとかになったら、1週間くらいは帰省してもいいかもしれない。

家族がいないので気が楽だし、とにかく恋人とか人間関係とか人生とかにまるで興味がないこの頃なので、人のことをあまり考えなくていいという点ではとても楽なんだけど、フルリモートとなると途端にツイッター以外で誰とも話すことがない(そもそも声を出さない)みたいな生活になりがち。コンビニ行ったり、昼飯や晩飯を意識的に遠くのお店に歩いていくということをしているけれど、焼け石に水だしなぁ。

感染症対策としてはそうあるべきなんだろうけど、とにかく刺激がまったくなくて果たしてどうしたものかなと思っている、思っているだけ。