Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

しばらくやらないこと

あけましておめでとうございます。今年も弊ブログおよび @515hikaru をよろしくお願いします。

どうも昨年から「新年の抱負」的なものは設定していないようなので、今年も特に設定しません。自分が設定していないことさえ覚えていないので、設定する意味がないことがわかりますね。そして来年の1月1日も同じことを思うでしょう。

しばらくやらないこと

今年、という括りにはしませんが、やらないことをいくつか決めました。やることはどうせそのときの気分によって変わりますが、やらないことは信念に近いものから演繹されるため、比較的変わる頻度が低いことが期待できるからです。

ただいろいろと曖昧です。期限なんて「しばらく」ととても雑です。とはいえかっちり決める理由もないので曖昧なままでいきます。

個人事業主にならない

ビジネスの話ですが、わたしは組織でなければできないことをやりたいと考えています。なので選択肢としては起業をするか会社員として組織に属するかの二択です。今の所会社員以外の立場になることを考えていません。

というのも、個人が活躍してナントカできる時代というのは過ぎ去ったのではないかと思っています。ひとつの業界とか業種とかに依らず、あらゆる部分でそう感じます。もちろん高い技術力を持った人が、あらゆる会社に価値を提供するという意味では、個人事業主のほうが社会に対する価値が高いということは起こりうるでしょう。しかし、わたしの(少なくとも現在の)技術力ではそのような形での価値提供は難しいでしょう。

特にお金を稼ぐことにわたしはあまり頓着していません。自由な生き方、自由な働き方がしたいわけでもありません。資本家になりたいわけでもありません*1。特に資産を築くことはなく死ぬでしょう。それでいいと思っています。

変な倹約をしない

お金をそこそこに使います。別に宵越しの金は持たないみたいな景気いい話ではなくて、例えばコンビニでジュースを買うのをケチって水にするとか、1分で行けるコンビニより5分歩いたスーパーのほうが7円安いからそっちで買うみたいなことはしないという意味です。小口決済で変に節約するくらいなら、そもそも大口の支出を減らすとか、契約しているサブスクリプションサービスを見直すとか、いろいろと考えるべきことがあります。

お金は大事です。ですが必要なのは支出を1円でも減らすことではなくて、支出を大きくしている原因をきちんと見直すことだと思います。ジュースの代わりに水を買って50円得しても、着ない服に3,000円払っていたら何の意味もありません。

「し放題」に囚われない

Netflix, Apple Music などのコンテンツのサブスクリプションサービスを契約していますが、見過ぎたり聴きすぎたりしないようにしています。もちろん興味があるコンテンツであれば見るわけですが、興味のないものまで享受する必要はありません。久々に実家に戻って思いましたが、テレビ見るのも1年で3時間くらいでいいですね。

後述の広告の話もあるので、YouTube などからもほどほどに距離をとって今後も生きていこうと思います。

広告を鵜呑みにしない

ナイーブに「いいものであれば売れる」と思っていた時期はありましたが、そんなことはないと今はさすがに知っています。売れるか売れないかを決めるのは、いくつもの要素がありますが、ひとつは広告でしょう。

広告は重要です。しかし同時に人の意思決定を揺るがす存在でもあります。わたしは広告の重要性を認めた上で、広告に警戒しています。過剰に広告のブロックを頑張ったりしないとは思いますが、自分が広告どおりに動かないよう気を払い続ける必要があるでしょう。その努力を広告に対して払うことに比べれば、月額数百円、1,000いくらなど安いものだと感じます。

特にこのSNS時代、一歩間違えれば自分も簡単に広告の一部になれてしまいます。あるいは、自分が意識せず広告に加担することもありえます。気を付けたいですね。

まとめ

常日頃思っていることしかないので、個人的に目新しさはありません。今年も、こんな感じのことをしないで生きていこうと思います。

改めて、2020年もよろしくお願いします。

*1:何よりも、そんな資質がないと感じます。