Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

ずっと夜明け前

住んでいる集合住宅のエレベーターが、いつの間にか「ドアが開きます」という音声アナウンスをするようになっていた。いつ変わったのかは覚えていないが、今週のことだったと思う。

日常の、しかもこんな些細な違いだしいつしかあたり前となって消えていくんだよな、と思った。

今週は夜寝られない症状が再発していてなかなかしんどかったが、寝られなかったせいかあまり記憶には残っていない。本当に5日間も平日があったのだろうか、と思うほどあっという間だったように感じられる。そして休日は大騒ぎしていたら終わっていた。わたしが最近やった生産的なことは人に Docker の解説をしたくらいか。

家でやらないといけないことをやっていると、言葉を紡いでいる事が多い。最近「やらないといけないこと」はものを作ることではなく思考することと意思決定をすることにシフトしている。なぜかは知らない。そういう季節なのだろう。

紡いだ言葉、積み上げた理論、あふれた気持ち。音にしようと思い発した言葉は途中で詰まって、形になる前にそのまま消えた。そんなことがあったことを思い出した。

明日なんてこなければいいのになと思いながら明日の用意をする。いつもわたしの想いと行動は相反している。

夜は結局明けるけど、わたしの心はずっと夜明け前。一番冷え切った、冷たい瞬間が毎日続いている。

ハッピーエンド

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