Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

終わりのない戦い

少し遠いところから歩いて家に帰るという行動をした。単に交通費をケチるという意味もあったし、少し頭を冷やしたかったというのもある。

ここしばらく、落ち着かない毎日を過ごしている。冷静に考えることができないし、食欲不振でずっと大きくて具体性のない悩みを抱えている。毎日刺激というよりもノイズばかりでいろんな思考や行動が阻害される。

知らない道を歩いて、知らない景色を見て、巨大な橋の上で冷たい風を浴びて、少し毎日のしんどさを忘れる。自分以外と向き合う必要のない時間、自分以外が存在しない時間で、いつもは考えられないことを考える。

とてもここに書けるような悩みではないのだが、少しだけ言語化が進んだ気がする。

喉の奥につっかえた言葉がたくさんあって、いつもは水とかお酒とかで流し込んで来たけれど、もう苦しくなってきた。ここ最近の不調はきっと根幹は自分に嘘をつき続けてきたことにつながっているんだろう。

苦しい。

自分が徐々に自分ではなくなっていく気がする。一年くらい前もこうだったような。自分では制御できない大きな力に巻き込まれて、周りの人は具体性のない夢を語り、目の前の課題は見向きもされない。何も変わってないし、何も変えられていない。そしてよくない方向にわたしが変わっていく。

また、自分を殺そうとしている。幸せになれない未来におびえて、見せかけの幸せをタイムカプセルにしまいこんで満足したことにした自分を思い出す。本当はなにひとつ満足していないくせに。自分を殺しても、損をするのも後悔するのも自分だけだと身に沁みたはずなのに。

まだ、もう少し戦わないといけない。自分を失ってもいけないし、殺してもいけない。何よりも、自分のために。苦しい、だけど今はまだやるしかない。