Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

広告への想い

一年ほど、ほとんど広告を目にすることがなかった。京都の街で自転車通勤をしていて、通勤途中で目にするものと言えば神社の近くの森、住宅街、橋。Web の広告はたいていブロックしていて、テレビは家にない。だから本当に広告を目にすることがほとんどなかった。だから帰省するたびにテレビCMを珍しいもののように見ていた。実際わたしの生活にはとてもめずらしいものだったのだ。

そして東京に来て電車通勤をするようになり、広告がまたわたしの生活に顔を出すようになった。吊革広告を始め、社内ではニュースやCMが字幕付きで流れているのを毎日目にするようになった。見ては居ないが、毎日見ることが可能にはなった。全く嬉しくないが、たまに週間天気予報を見るとありがたく感じる。

そんな過去があるからか、もとからかわからないが、わたしは広告には拒絶感を抱いている。Web 広告に限らない。

だから自分が運営しているこのブログには広告を起きたくなかった*1し、今も広告は基本的にない。アフィリエイトリンクは(最近の記事には少し)あるけれど、読者に買うように促す記述をしないようにしているつもりだ*2。広告は個人的に好きじゃないというだけなのだが、そもそもブログをすることでお金を稼ごうと全く思っていないから、というのもあるだろう。

広告が悪だと言うつもりはない。宣伝をしないで売れるなど幻想だし、自分も広告を見て買うこともある。だが、自分が広告主へと加担するようなことはしたくない。なぜしたくないのかと問われても、したくないからとしか答えようがない。論理的な話でなくて恐縮だが。

最近、読んでいたブログに広告が増え、もう読むのをやめた。自分は同じことを思われないようにしたい。

*1:からはてなブログ Pro にした。

*2:わたしが買った/読んだ/使った感想を書くことはあるが、他社製品との比較やランキング形式での記述などはしていない。