会社員になってからというもの、あまりものを買うことに抵抗がなくなった。
お金は貯めたほうが良いのかもしれないが、貯めたいと思ったことは今のところない。例えば結婚をしたくなったり、10万円では足らないものを書いたくなったときにはある程度は貯めようと努力するだろうけれど、とりあえず今の所買いたいものはない。
パソコンも不満はとりあえずないし、結婚どころか交際相手さえいない。旅行には行く気がさらさらない。
最近では数学の本だったり、漫画だったり、ゲームだったり、そういう細々としたゲームをいろいろと買っている。
今日は数学セミナーの4月号や、Grothendieck の『収穫と蒔いた種と 数学者の孤独な冒険』を買った。
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お金には昔からあまり価値を感じていない。当然貨幣経済の中で生活しているので、一万円失ったらもったいないなどと思うが、自分の収入を増やすことにはあまり関心がない。多少減っても、生活するのが大変すぎなければ受け入れるかもしれない。
お金は汎用性は高いが、それ自体が人生を豊かにしてくれるわけでもない。お金を銀行口座に置いておいて得られるものは安心感くらいのものだろう。その安心感に価値を感じる人も居るし、そうでない人も居る。僕はたまたまそうでないらしい。
しかし、おかげで読む時間がないのに数学書を買うこともある。読む時間のある人にプレゼントしてもいいかもしれないが、誰にでもプレゼントすれば良いものでもない気がするし、困った。
まぁ、しばらくは保持し続けようか、そう思っている。