Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

2016年3月の読書のまとめ

まとめ

今月は本当は2冊*1.

2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:954ページ
ナイス数:1ナイス

すべて真夜中の恋人たちすべて真夜中の恋人たち
読了日:3月31日 著者:川上未映子
ヘヴン (講談社文庫)ヘヴン (講談社文庫)感想
これはしんどい。読んでいて震えるような記述や発言が多数出てきて心を抉られるような思いがする。読んでよかったと思うが他人には勧められないタイプの物語だ。
読了日:3月31日 著者:川上未映子
εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε (講談社文庫)εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε (講談社文庫)
読了日:3月21日 著者:森博嗣

読書メーター

雑感

今月は量こそ少なかったが, いろいろと言いたくなる小説を読んだ.

εに誓って

εに誓って』は人間の心の繊細な動きと言うか,極限状態における人間の心理(のようなもの)の描写が繊細で面白かった. Gシリーズは今の所「ぬーん」っていう終わりをする作品が多いが, 慣れてきたせいかもしれない. いずれにせよこの作品は結構好きだ. ただまだ全体としてどんな作品になるのかが全然わからない.

今は『λに歯がない』を読んでいる.

ヘブン

すべて真夜中の恋人たちのような作品をぼんやりと期待していたのだけど全然違ったのでしんどかった. 雑な感想は既に上記があるので見て欲しい.

いわゆる「純文学」作品を久しぶりに読んだのでしんどかったというのもある. 中学生とは思えないセリフがガンガン飛んできて耳が痛いというか胸が苦しいというか, たいへん気分が悪くなった(ほめている). とても他人には勧められないが, 面白かった.

今後

上述したように, 『λに歯がない』を読んでいるが, 先日本屋でこんな本を見つけてタイトル買いした.

素数たちの孤独 (ハヤカワepi文庫)

素数たちの孤独 (ハヤカワepi文庫)

今月はこれを読むことを目標にしようと思う(タイトルからは想像もつかないが恋愛小説らしい).

もしも僕に読んで欲しい本などあれば随時募集中です.

*1:登録を忘れていた『すべて真夜中の恋人たち』を登録したので3冊になっている.