Diary over Finite Fields

515ひかるの日記と雑文

2017年をゆるく振り返ろう -- 映画編

この土日は用事がないので何気なくやっていきます。

今回は映画編。はてさて何を見たんだっけな?と思い返してみます。

  1. LALA LAND
  2. 虐殺器官
  3. GHOST IN THE SHELL
  4. 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
  5. 散歩する侵略者
  6. ダンケルク
  7. ブレードランナー2049
  8. アトミック・ブロンド
  9. ゴジラ 怪獣惑星
  10. 火花

10本思い出せましたので、他にももしかしたらあったかもしれませんがキリがいいのでとりあえずこの10本について書いていきます。

LALA LAND

今でも Another Day Of Sun と共にもたらされるオープニングの衝撃は忘れられない。あの最初の5分だけでも見る価値がある。

ダンス、音楽、ストーリーとあらゆる領域において一級品のエンタテインメントだったんじゃないかと。サントラを聞いてテンションをあげるのが日常になってしまった。ミアとセバスチャンのテーマが好きです。

これは映画を見たあとで聞いたんですが、結構この映画解釈が人によって違うらしく。居酒屋で見た人どうしで少し喋りたいなという気持ちもある。ていうか、ビールでも飲みながらもう一回見たい。

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虐殺器官

わりとマシなアニメ化だったなと思う。見た後はけっこうよかったなと思うんだが、さすがに1年近く時間が経っていると結構印象も薄くなっている。

いろいろと文句もあるだろうし、ジョン・ポールが時間を経るごとにイケメンになっていったりするのは商業感がすごかったのがなんだかなと思った記憶がある。

やはり言いたいことがあまりない。

GHOST IN THE SHELL

お前ら押井守リスペクトしすぎやろ、という気持ち。

特にファンというわけでも詳しいわけでもないんですが、わりと楽しかった記憶。よき実写化だったのではないでしょうか。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

もう何度もポエム書いたので今更いいでしょう。。。非常によかったです。今でも不意に思い出す。

今年一番回数見た映画になった。本当によかった。きっと典道たちは、いい笑顔で生きているんでしょう。きっと。

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散歩する侵略者

黒沢清監督作品。今回も適度に怖くて特に最初のシーンは本当に引き込まれたなと。終盤は普通の話で逆に驚いた記憶も。

途中で全然脈絡のわからない爆撃シーンがあって笑うしかなかったのが欠点かな。とはいえ、また少し長澤まさみが好きになった一作。

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ダンケルク

これももう書き尽くしたのでいいでしょう。。今まで見た戦争映画で一番好き。

目の前で仲間が撃たれる、たまたま自分が伏せていたところには落ちなかった爆撃、たまたま沈むボートに乗せられた兵士などといった「戦争の描写」の連続。物語の題材として戦争を選択するのではなく、戦争を描くことで物語になる。そんな映画。

ひとりひとりの人生が一発の銃弾、ひとつの爆弾で簡単に壊せてしまう「戦争」に、物語など不要なのだと再確認した。

今年みた映画で一番感動した。

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ブレードランナー2049

「俺の目の前でブレードランナーがやっている」

それだけでいいんじゃないかと。

アトミック・ブロンド

これもよかったなぁ。東と西、共産主義と資本主義との全編を通じた対比はすごいEffectiveだった。オチはよくあるタイプだけど、暴力的な美しさとシャーリーズ・セロンと、全編にわたって繰り広げられる暴力が対照的でこれまたよかった。

これを見てジャック・ダニエルを買ってしまったのは僕だけではないはずだ。

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ゴジラ 怪獣惑星

SFじゃん、という感じ。

僕は嫌いじゃなかったけど、やっぱり3部作の第1作ということで、ちょっとこれだけ見て判断するのは早計すぎるよねと。

少なくともSF 3Dアニメとして普通に楽しめたので良いと思います。ゴジラが云々と言い出すと面倒な感じになるので触れないでおきましょう。

火花

エモい。

非常にいい。俺はこういう映画が見たかったんや、と思った。僕が走り抜けられなかった青春を、彼らはひたむきに走っていたんだ。それだけでなんか胸がいっぱいになる。

いい。

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おわりに

これを書いている間に他にも見たものあるなと思い出したけど、書き足すのはやめた。思い出せなかったということは、特に書きたいこともないということだから。

とりあえず、少なくとも今年は10本見たので来年も10本は見たいところだ。特に順位づけとかはしない*1が、自分が一番好きなのは打ち上げ花火だったと思う。人に勧めたいのはLALALANDかアトミック・ブロンドかな。

2016年は「シン・ゴジラ」といい、「君の名は。」といい異常な年で、今年は昨年と比較してはいけない気がする。むしろ普通はこんな一年なんだと思う。

今年も良い映画をありがとう。来年もよろしく頼む。

*1:映画ブログではないのと、そもそも見た本数も少ないし、何より順番づける意義はあまり感じない。企画・わかりやすさとしては価値があるのだが、僕の目的とは反する。