Diary over Finite Fields

515ひかるが書き溜めたメモとコラムと雑記

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?に完全にあてられてしまった

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どうやら世間的にはあまり評判がよろしくないらしいが、この「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」という作品に完全に "あてられて" しまい、再起不能になっている。

昨年の夏はシン・ゴジラをずっと見ていたが今年の夏はこの打ち上げ花火を鑑賞し続けたい欲求に駆られている。

ちなみに今日は「スパイダーマン ホームカミング」をみて普通に楽しんできた。もしひとりだったら打ち上げ花火を見ていたかもしれない。

せっかくなのでよいと思っているところを書いていこうと思う。具体的なシーンへの言及があるので未見の方は注意されたい。



主題歌

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これはもう聞けばわかるので聞いてほしい。この主題歌が単体でもいいし、映画をみた後に聞くと作中の「よいところ」ばかりが思い浮かんでいい気分になる。単体でもいい、というのが大切。

もしも玉爆発後

「もしも玉」が爆発したあとのシーンがとてもいい。それぞれがそれぞれの理想の「if」を覗き込み、ある者は自分の本心を叫び、ある者は「こんな1日だったらよかった」という理想を描く。

そして、ある者はその「if」を自らの手で掴みとり、その「if」を現実にする。

BGM のForever Friends も相まって感動的なシーンになっている。というかこの映像と音楽の共演が見たくて複数回この映画を観ている。

僕は初見のときはあまりハマっていなかった(と思う)のだけど、初見のときからこのシーンは気に入っていた。だってあまりに美しかったから。このシーンのためだけに1,800円払えるなと初見の時に思ったし、その思いは3回見た今も変わっていない。ていうかもう1回見たい。

なずなの細かい言動

一度タイムリープしたあと、典道がプールで競争に勝ってなずなに花火大会に誘われたあと、なずなが自電車に乗って帰る時、祐介を誘った時はまっすぐ自転車乗って帰ったのに典道を誘った時は自転車でぐるぐる回りながら帰っている。ご機嫌な様子が伺えるのがよい。

あと、何度聞いてもなずなが「まつだせいこ?」というのがいい。いい……

カメラアングル

タイムリープするので重複するシーンがいくつかあるが、重複するシーンの2回目はカメラアングルがかなり特徴的になっている。例えば、最初の「花火を横から見るとどうなるのか」の議論は普通のカメラワークだが、2回目は各々のキャラのアップになっていたり、なずなと典道のアイコンタクトなどが描写されていたりしてかなり特徴的。

2回目の「瑠璃色の地球」を歌うシーンはかなりフェティッシュなアングルで僕は好み。ただ好き嫌いあるかも。

2回目のタイムリープ

4つの世界があるけれど一番好きなのはこの世界かもしれない。まず最初の段階で電車に乗り込む時に背景がイラストになっているのがいい。

なずなが「か・け・お・ち」と強調するのはわざとらしい感じもするけど、広瀬すずが可愛いから全て許す。そして、王女様になったなずなが歌う瑠璃色の地球と、馬車たちはとてもアニメ的な演出でいいと思う。こういうの大好き。

あと典道が「お前がどっかへ行ってしまうとしても、今夜だけは二人で居たい」と叫ぶのがめちゃくちゃいい。このシーンで流れるBGMと状況とが相まって一気に高揚させてくれる。

何より、このシーンの花火が本当に綺麗。おかしな形だと典道は言うけど、そんなことどうでもよくなるくらい綺麗。僕が選ぶならこの世界だと思う。

まとめ

酷評が多いらしいですが、僕としてはけなすシーンや要素も確かにあるけど、ほめるべきところもあるんじゃないかなと思っています。菅田将暉、初声優にしてはいいと思うよ、僕は。

ツイッターに何度も書いているけど嫌いなシーンというか無駄だと思うシーンというかスベっているシーンとか大根仁のつまらない下ネタも当然あるわけなんですが、他の誰かがたくさん書いていると思うので僕からは言いません。

僕は十分いいと思うし、楽しめました。もう何回か見たいです。

こんなキレイな映像を純粋に楽しめる僕は幸せ者なのかなと思います。